【座談会】一時保育を利用してわかった!育児の向き合い方

\サービス登録・利用はLINEで完結♪/

▲事務局 ちょこいくユーザー3名 【せたがや子育てネット】松田代表理事


一時保育マッチングサービス「ちょこいく」は、2022年2月から世田谷区でのサービス提供(実証実験)を開始しました。ご利用いただいたお客様へインタビューを行う中で、『一時保育を利用してみたいと思っていたが、子どもを預ける事に抵抗感があった』等の声を多くいただきます。

“どうすればちょこいくが、一時保育を通してもっと皆様のお役に立てるか”

について、より深く検討するにあたり、今回は、世田谷区で子育て支援の活動を展開する NPO法人 せたがや子育てネットの松田代表理事(以下、松田さん)をご招待し、ちょこいくユーザー3名(以下Aさん・Bさん・Cさん)に、今まさに抱えている育児の不安や悩みについて話していただきました。

※以下内容につきましては、参加いただいた皆様のご意見の中から当社で抽出・編集して掲載しています。

座談会メンバー紹介

◆松田妙子さん
NPO法人せたがや子育てネット代表理事

東京都世田谷区で子育て支援に取り組み、区内の様々な子育てグループや支援者とネットワーク。おでかけひろば、地域食堂などの運営をはじめ、子育て支援者の養成やコーディネーターとしても活躍。子育ての視点から街づくりに取り組む。

◆Aさん
ちょこいくユーザー
お子さまの年齢:2歳/専業主婦/慣らし保育の一環で一時保育利用

◆Bさん
ちょこいくユーザー
お子さまの年齢:0歳7か月/育休中/引っ越し時に一時保育利用

◆Cさん
ちょこいくユーザー
お子さまの年齢:6歳-4歳-1歳/専業主婦/自分時間をつくるためにちょこいくを利用)

一時保育を利用するにあたり、どんな壁がある?

――――皆さんは、すでにちょこいくをご利用いただいておりますが、初めてお子様を預ける時には抵抗感がありましたか?また、一時保育を初めて利用するまでに壁を感じる時はどのような時でしょうか?

Aさん

子どもの人見知りが強く、知らない場所・人へ預ける事に不安を感じていました。また、私は専業主婦で仕事をしていないため、“どうしても預けなければいけない理由”がないかぎり、「子どもを預ける必要はない」と思っていました。

Bさん

わかります。「自分(ママ)が我慢すればいい」と考え、自分の時間は後回しにし、頑張りすぎてしまうママ・パパは多い印象。また、一時保育を利用するまでの手間も大きいです。行政が行っている一時保育は、月に1度の予約日に電話が集中するため全くつながらず、予約が取れないです。また、事前面談が必須かつ、利用時間に限りがあるため、希望通りの利用はできず、一通りの手間を理由に、「一時保育の利用は面倒」という印象になっていました。

松田さん

みなさんがおっしゃる通り、家という閉ざされた環境で過ごしていると、育児を一人で抱えてしまう親はとても多いです。その様な方々こそ、一時保育は、親自身が、誰かに頼る・人に手伝ってもらう練習の場ととらえていただきたいです。子どもを預ける時に、親側の預ける理由ではなく、「子どもの成長のために利用する」と考えると、抵抗感は低くなりませんか?

Cさん

そうですね。他の子やいつもと異なるおもちゃで遊ぶ事を通じて、子どもの成長に繋がっていると感じ、一時保育は良いサービスだと感じています。また、子どもを預けている時間は、一人の時間を設けられ、心のゆとりができます。母親の心のゆとりは、子どものためにも自分の時間を確保することが大切だと感じました。

松田さん

一時保育や預かり施設で母と子がそれぞれの時間を楽しむ事は、親と子にとって「ハッピーセパレーション」だと思っています。親子双方にとって離れている時間から得られる経験は大きいため、安心できる育児の場所を家以外にも作っていただきたいし、私自身も安心できる「場」・「人」になりたいと思っています。
また、ちょこいくの活動を通じて、せたがや子育てネットだけでは、こうした考え方が届かないパパ・ママ達にも伝わり、多くの方に一時保育をより身近に感じてほしい、という想いです。

一時保育は、子どもの成長につながるのか?

――――先ほど、一時保育は「子どもの成長のために」とお話があり ましたが、実際に、一時保育を利用してみて、お子様の成長に繋がったと感じる瞬間を教えてください。

Aさん

最近、娘は公園で「他の子と遊びたい」と感じている様子。一方で、日頃、私とばかり接してきたので、その輪に入れず、ただ周辺を立ち尽くしてしまっていました。私自身もどうすればいいか迷っており、児童館でママ友の話を聞くと、子どもの社会性を育む事を目的に一時保育を利用している人が多いと感じています。

Cさん

わかります!こどもの社会性は家では身につけさせられないですよね。一時保育のお迎え時に、保育園の先生から、「お片付けができた」や、「年下の子の面倒を見てあげていた」等の様子を伺い、「あ!うちの子は、こんな事できるんだ」の発見にもつながりました。

Bさん

あとは、英語教育やリトミック、水遊びなど、家ではできない経験ができる事も魅力的と感じています。特に認可外保育園は、園によって特徴がありますよね。

松田さん

そうですね。他の子と接する中で多くの学びがあるので、一時保育を子どもの教育の一つとして捉える方もいらっしゃいます。保育園で、年上の子の真似をする事や、年下の子のモデルになる事は、すごく貴重ですよね。

Bさん

”一時保育は子どもの教育の一つ” それいいですね!一時保育に抵抗感を感じているママ友にもそのように紹介したいと思います!

一時保育が、より身近な選択肢になるためには、どうすればいいのか?

――――ちょこいくを利用してみていかがでしたか?また、どうすればより多くの皆様にサービスをお届けできると思いますか?

Cさん

子育てで周りを頼ろうとも、どこから繋がりを持てばよいのか分からない状況でした。ちょこいくのお陰で、「気軽に一時保育を利用する」という選択肢が増えました。

Bさん

予約の手間が壁の一つだったが、ちょこいくは、時間をかける事なく、保育園を選択でき、予約できる事が魅力。園がどんなプログラムを組んでいるのか、子育て利用券は使えるのか、等、園の情報を積極的に発信していただきたいです。

松田さん

区のおでかけひろば(親子で参加できるコミュニティの場)で、一時保育の質問があった時は、ちょこいくを積極的に案内中。サービスを浸透させるためには、「誰かからの後押し」が必要だと思っており、ちょこいくの事を応援しています。
一方で、ちょこいく宛に一時保育以外の子育ての悩み相談があった場合には、地域子育て支援コーディネーターを紹介していただきたいです。サービス間で助け合う事により、多くのママ・パパが一人で抱え込まず、地域全体で子育てを支える習慣ができると思っています。

今後とも、ちょこいくをよろしくお願いします!

今回の座談会を通じて、一時保育とは「お子さまの成長に繋がる有効な体験である」事を改めて実感しました。
ちょこいくを通じ、より多くの皆様に一時保育をご利用いただき、一時保育がより身近な子育ての選択肢となることを目指してまいります。

ちょこいくは、2022年2月世田谷区でのサービス提供(実証実験)を開始しNPO法人せたがや子育てネット様をはじめとした世田谷区の皆様や、当サービスをご登録いただいたお客様からの紹介・口コミを通じ、成長してまいりました。

おかげ様で、8月より、実証実験の展開エリアを拡大し、渋谷区・大田区でもサービスを提供してまいります!
一人でも多くのママ・パパへ、育児にまつわる不安やお悩みに「ちょこいく」を通じて寄り添える様、さらにパワーアップしてまいります。
引き続き、ちょこいくをよろしくお願いいたします!

\サービス登録・利用はLINEで完結♪/