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子育て中、旦那にイライラするのはなぜ?原因と対処法を徹底解説

子育てが始まってから、「旦那にイライラしてしまうことが増えた・・」と感じるママも多いのではないでしょうか?この悩みは非常に多くのママが抱える問題であり、我慢することは返って悪循環になります。なぜ、子育て中に旦那にイライラしてしまうのでしょうか?その原因を解明し、解決策を見つけていきましょう。

目次

イライラの原因とは?

イライラは、「理想と現実のギャップ」から生じます。たとえば、「家事は分担すべき」という価値観を持つママが、旦那が家事を手伝わない姿を見ると、そのギャップが原因で不快感が募り、イライラが生まれます。特に、子育てが始まると家事や育児の負担が増え、旦那がその分担をしてくれないことがストレスの要因となりやすいのです。

具体的なイライラの例

以下は、ママたちがよく感じる「旦那にイライラするシチュエーション」です。

授乳中、上の子の世話をしない旦那

授乳中、上の子から「お茶入れて」と頼まれたとき、旦那が何もせずに座っていると、「どうして授乳以外のことはパパでもできるのに手伝ってくれないの?」と怒りたくなることがあるでしょう。

家事をしてくれない

特に育児休業中のママは、旦那から「仕事していないんだから、家事はママがするべきだろう」と無言のプレッシャーを感じることが多いです。しかし、ママは家事に加え、育児や離乳食作りなど多くの仕事をこなしており、旦那の無関心がイライラの原因となります。

子どもとの会話に参加しない

旦那がスマホをいじっている間に、子どもが話しかけても反応がない時、「何で子どもとのコミュニケーションを大事にしないの?」と不満が募ることがあります。

旦那にイライラする理由を理解する

では、なぜ私たちはこんなにも旦那に対してイライラしてしまうのでしょうか?それは、旦那に対して期待をしている証拠であり、自分自身が頑張りすぎていることの表れでもあります。

パパに期待している証拠

子どもが生まれると、旦那もパパとしての役割を期待されます。しかし、現実はそう簡単にはいきません。パパになるには時間がかかることもあります。育児雑誌やSNSで「理想のパパ像」を見てしまうと、自分の旦那がその理想に届いていないと感じ、イライラしてしまうことがあります。このような場合、「私は旦那に期待しているんだ」と認識することが重要です。

ママが頑張りすぎている証拠

また、ママ業は24時間365日の仕事です。休む間もなく、家事・育児に追われている中で、「自分が頑張りすぎているんだ」と感じることもあります。このような時は、自分を褒めて認めることが大切です。「私はちゃんとやっている」と思うことで、少しだけ心が軽くなります。

旦那へのイライラにどう対処する?

旦那に対して感じるイライラを抑えるためには、まずは自分の感情をしっかりと認識し、その原因を見つめることが必要です。では、具体的にどう対処すればよいのか、いくつかの方法を紹介します。

1. 言葉で気持ちを伝え合う

「夫婦なんだから言わなくてもわかるでしょ」という思いは捨てましょう。実際、言わなければ伝わらないことが多いのです。イライラすることがあったら、ため込まずにその都度話し合うことが大切です。感情的になる前に、冷静に「何が不満なのか」「どうしてほしいのか」を伝えましょう。

2. LINEなどで感情を伝える

忙しい日常の中で、直接話す時間が取れないことも多いでしょう。そんな時は、LINEなどのテキストベースで気持ちを伝える方法も効果的です。文字で伝えることで、感情的にならずに冷静なやり取りが可能ですし、旦那も視覚的に認識しやすくなります。

3. スケジュールを共有する

子どもの予定や家事の負担を視覚化するために、スケジュール共有アプリを活用するのも一つの手です。パパにも育児や家事を予定として組み込んでもらうことで、事前に調整ができるようになります。これにより、「今日はこれを手伝ってほしい」と頼みやすくなります。

4. ベビーシッターや家事代行サービスを頼る

どうしても旦那に頼れない時は、思い切ってベビーシッターや家事代行サービスに頼るのも一つの選択肢です。第三者にお願いすることで、ママも少し休憩を取ることができ、リフレッシュする時間が生まれます。

5. 自分の時間を確保する

自分の時間を大切にすることも、イライラ解消には欠かせません。旦那が家事や育児をしている姿を目にすると、つい口を出してしまいたくなることがあります。そういう時は、思い切って外に出かけ、一人でリフレッシュする時間を作りましょう。

【経験談】パパを動かす魔法の行動

私は0歳、3歳、6歳の子どもを育てる母です。振り返ると、子育てを始めたばかりの頃は、旦那にイライラすることが頻繁にありました。しかし、夫婦で少しずつ育児スキルを磨くうちに、イライラも減ってきました。そんな私の経験が、少しでも参考になればと思い、この経緯をシェアします。

ママ1年目:旦那にイライラしても、選んだのは私自身

1人目の育児の頃、何でも自分でやろうとし、ストレスを抱え込んでいました。その結果、旦那にイライラすることが増え、爆発寸前に。思わず母に旦那の愚痴をこぼすと、「あんたが選んだんやから、しゃーないよ(仕方ないよ)」と言われ、返す言葉がなくなりました。関西出身の私は、その言葉をきっかけに「そうだ、旦那の好きなところがあって結婚したんだ」と思い出し、旦那の良い部分に目を向けるように心がけました。

魔法の行動:イライラのピークがくる前に距離を置く

育児疲れでお互いにイライラが溜まると、私は実家に1~2週間帰省することにしています。旦那なしの時間を作ることで、リフレッシュできるだけでなく、旦那にとっても家事をする機会になります。旦那は家事の大変さを実感し、子どもと過ごす時間が少ないことに寂しさを感じるようになり、帰宅後には積極的に子どもと接する姿が見られるようになりました。この距離を置く「魔法の行動」が、我が家のイライラ解消法です。

ママ6年目:旦那に感謝することも大切

現在、未就学児3人を育てるパパママ6年目の我が家では、旦那が手伝ってくれて助かっていることがいくつかあります。例えば、日用品の購入やお惣菜の宅配サービス、洗濯物を畳む作業です。

特に、日用品の購入ではふるさと納税を活用しており、トイレットペーパーや洗剤が年に一度大量に届くため、買い物の手間が省けて助かります。食材についても、定期便を利用することでお米やお肉などを旦那が手配してくれ、日々の買い物が楽になりました。こうした旦那の協力が、私の負担を軽減してくれています。

パパが家事育児に費やせる時間を考えてみる

旦那に家事や育児をお願いする際は、旦那のスケジュールを考慮することが重要です。我が家では、旦那の家事育児時間は平日の朝と夜、それぞれ1時間ずつの合計2時間です。限られた時間の中で何をお願いすれば効率的か考えた結果、育児よりも家事を優先して依頼するようにしました。

例えば、夜に洗濯乾燥機を回して朝に畳む作業を、早起きの旦那が担当することで、私の家事負担が大きく減りました。こうして少しずつ役割分担を見直すことで、イライラを減らす工夫をしています。

海外のパパはどれくらい家事育児をしているのか?

参考までに、海外のパパがどれくらい家事育児に時間を費やしているかを調べたデータ*があります。少し古いデータですが、6歳未満の子どもがいる夫の家事育児時間を国別に比較すると、アメリカやドイツでは1日約3時間、日本では約2時間となっています​。育児時間に関しては、どの国も平均して1時間程度と大きな差はありませんが、日本のパパの家事参加時間が少ないことがわかります。

*参考:内閣官房こども家庭庁設立準備室「こども・子育ての現状と若者・子育て当事者の声・意識」

https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kodomo_seisaku_kyouka/dai1/siryou5.pdf

まとめ

イライラ解消のヒントは見つかりましたでしょうか?「旦那にイライラしてしまう」ことは悪いことではありません。それは、相手に期待している証拠であり、頑張りすぎている自分へのサインでもあります。この感情を無視せず、大切に扱いながら、少しずつ前向きに対処していくことが、円満な家庭作りに繋がります。

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育休時間を活用してライターに初挑戦してます。子供は6歳・3歳・0歳の男児3人。つわりをゆかりごはんで乗り越えた経験から、ゆかりを崇拝してます!

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