「仕事と子育てとの両立に自信がない」と思ったこと、ありませんか?こう書くと「今の自分が両立出来ているかどうか自信ない」と思われるかもしれませんが、その気持ちって女性なら社会に出た時から実はずっと持っているものだったりします。当記事では、ちょっと面白いデータをご紹介します。
※「両立不安白書」(スリール株式会社)掲載情報をもとに作成しています。
仕事と子育ての両立への不安
こんな風に思ったことありませんか?
「生まれてから大学入学くらいまで、多少の差はあれど男女関係なく学校や友人関係、恋愛に悩みながら成長してきたはず。なのに就活が始まったくらいから、女性は仕事と子育てという漠然とした不安を抱え始める」
筆者は、社会人2年目くらいからそう考えることが増えましたが、それってなんでなんだろう?と思うところから、「仕事と子育ての両立」について、世の中の女性たちがどう考えいるのかが気になり、調べてみました。
「両立不安」とは?
「両立不安白書」(スリール株式会社)によると、「両立不安」とは、
仕事と子育ての両立に直面する前から、不安を抱えてしまうこと
「両立不安白書」(スリール株式会社)
とされています。
この感覚、多くの女性にとってよくわかる感覚ではないでしょうかまだ就職もしていない、まだ結婚はしてない、まだ子どもはいない、今まさに両立中…。
様々なステージがあるにも関わらず、「仕事と子育ての両立」ってすごく身近ですよね。
両立への「不安」「自信がない」は、ほとんどの人が感じている
両立に対する「不安」はなんと、出産を経験していない女性の約93%が感じているそうです。ここまで来ると、身近というよりも、もはや「あたりまえ」の水準です。
これだけ聞くと、両立というものがとてもハードでネガティブなものの様にも思えてしまいますが、裏を返せば女性たちの生き方の幅が広がっている証左とも言えます。つまり両立不安は、「子どもを育てながら働き続けたい」と思う女性が多いからこそ生じている現象だと言えるのではないでしょうか。
大前提として、育児休業等をはじめとする日本の子育て支援制度は世界でも類を見ないほど充実して手厚いものです。それでも「両立不安」が9割以上の女性に見られるということは、もっと違うところに根本的な要因があるのかもしれません。
自分はどんなタイプなの?「モヤモヤ女子診断」をやってみた
自分自身が感じる「両立への不安」をより深く理解するために、スリール株式会社が提供している「モヤモヤ女子診断」をやってみました!
- 仕事の内容にはそこまでこだわりが無い:NO
- あきらめが悪い方だと思う:NO
- キャリアアップを目指す気はあまりない:NO
- 仕事もプライベートもどちらも欲張りたい:YES
- 職場ではムードメーカーと言われる:NO
➡結果は「やりたいことを諦めたくない バリキャリタイプ」でした。(笑)
正直納得感ありすぎて、「わかるーー!!」っという心の叫びが出てしまいました。
そして自分はこういうタイプだ!と自分でも分かっているからこそ、余計に、「なんで両立への不安を感じるんだろう?」と気になってしまいました。
両立不安の原因は?「自分でやらなきゃ」の呪縛
気づいたらその呪縛にはまっている
子育てと仕事の両立の不安を感じている人(=出産前の女性の9割以上!)は、「両立するには、仕事も家事も子育ても、「しっかり」「自分で」やらないといけないと思っている」という意識の傾向があるようです。
「両立不安白書」(スリール株式会社)
- 仕事面では、仕事に充実感を持っている人が80.3%
- 家事・子育て面では、家事も育児も「自分(女性)の仕事」だと感じている人が82.4%
- 時間については、仕事で成果をだすためには時間をかける必要があると感じている人は77.3%で、子育てをする上で時間をかける必要があると考えている人が94.0%
驚きはないですが、とにかく「時間」が必要だという課題感に行きつくということなのでしょうか。時間は1日24時間の有限。全員平等ですもんね。
仕事と育児両方を両立しようとすると、もっと時間が欲しいと思うことは当然ですよね。
こうした「時間」という当然の制約と、「自分でやらなきゃ」という意識が絡まり合うと非常に厄介な状況に陥ります。
なぜならこの「自分でやらなきゃ」という意識は非常に根深く、周囲や社会からのプレッシャーもあいまって、もはや固定観念として自分の中に存在することが多いからです。
私自身が感じた「就活が始まったくらいから、女性は仕事と子育てという漠然とした不安を抱る」という違和感は、自分でも知らないうちに「自分でやらなきゃ」の呪縛にはまっていたからかもしれません。
では、どうすればいい?
「時間」は有限。だけど、使い方は変えられる
「自分でやらなきゃ」という自分の中の固定観念を無理に変えるよりも、その意識は一旦おいておいて、「自分でやらなきゃ」と思っている家事・育児一部をプロに頼ってしまうというのは有効です。固定観念を変えるのってなかなか難しいです。
ベビーシッターや家事代行、一時保育(一時預かり)など、家事や育児を子育てのプロの力を借りて時間を有効活用する手段はたくさんあります。
東京都在住の方であれば、東京都の「ベビーシッター利用助成制度」を使えば、1時間あたり2,500円まで助成金で賄うことができます。お住いの地域によって取扱いが異なるので、各区のHP必見です!
「自宅に他人に来てほしくない」「集団の目が欲しい」という不安がある場合には、保育園の一時保育が有効です!さらに保育園の一時保育は、同じ様な月齢の子どもたちとの触れ合いがあるため、子どもの成長にとって非常に刺激的な時間になります。
特に乳幼児期の子どもの脳の発達は著しいので、「毎日お母さんと2人」で過ごしているお子さんには、お子さんの刺激づくり目的で一時保育を使うことも。これって、「自分でやらきゃ」意識からすると、サービスに頼るうえですごく前向きな要素ですよね。
そんなこんなで、プロの手を借りながらカツカツだった時間を生み出していくことが大切です。「自分でやらなきゃ」という意識に正面から向き合わなくても、いつの間にか「他人に頼っていいんだ」と思えるようになりますし、周囲に頼ることも含めて自分でやってる(決めてる)わけなので、一切の罪悪感は不要ですよね!(と、筆者は自分を納得させています)
他人に背中を後押ししてもらう
世の中のサービスに頼ったり、という新しい一歩を踏み出すには「他人に背中を押してもらう」ことも勇気になります。
当然ですが、「サービスなんかに頼ったら母親失格」と思っている人に後押しを求めるのはNGです!それは無理ですよね。
普段から外部サービスを使っている友人に相談してみたり、地域の子育て支援センターや児童館のスタッフに相談してみるのも良いですね。
それから、私がおすすめしたい一時保育の「ちょこいく」。このサービスは、一時保育を使う前にオペレーターとのチャットで希望を伝えていくので、
「初めて利用することへの不安」や「サービスに頼るモヤモヤ」などをぶつけてみると、オペレーターが「待ってた!ありがとう!」と思える後押しの一言をくれます(笑)
仕事と子育ての両立に自信が無いのは、もはや「あたりまえ」のことなので、それは一旦放っておいて、いろんな手段を探してみることで「自分が使える時間」を作り出してみる。これ、なかなか有効です。
こういう考え方って、両立だけではないですよね。自分自身もこうやって成長しているんだー!と思いながら、試してみてください★
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